essay
それでも実をつける

昨年の11月末、明科押野の貯木場に寄った帰り、耕作されなくなった畑地に熟れた実をたわわに付けた柿の木があちこちに見られました。明らかに収穫された様子も、またその予定もない、完全に放ったらかしにされた柿の木たち、微妙に品種 […]

続きを読む
essay
裸火

覆いのない、むき出しの火。 火は覆うことによってそのエネルギーを効率よく使うことができる。覆いのない裸火(はだかび)はその内包するエネルギーを無駄に放出していることになる。この程度の焚き火でも2m以内には入れない。近づく […]

続きを読む
essay
ヤマカガシ

11月、庭で子猫が興奮している。初めて見る蛇にちょっかいを出している。蛇はヤマカガシ、体長40センチ位のこちらも子供である。猫の爪で引っ掛けられ何度も宙に飛ばされる蛇はぐったりして死んでいるかの様だった。蛇であれ何であれ […]

続きを読む
essay
冠雪 有明山

一昨日あたりの寒い日に山が白くなりました。有明山も薄化粧しています。今日は気持ちよく晴れました。 これだけは肯定できる。青い空と雄大な山々。この地はつまり「迫力」なのです。

続きを読む
未分類
天然山葵

宮の平へ行く道を復旧しようとする者ですがそれが容易ではなく、だけれども宮の平には行きたくて連絡道(といっても沢筋を降りるだけ)を作り「林道北沢線」を車で行き、楽をして彼の地を訪れています。そこで見つけたのがワサビ群落とい […]

続きを読む
登山道遊歩道
宮の平へ

大峠古道の中間地点「宮の平」へ行ってきました。前回足を運んでから実に4年ぶりになります。しかし、そこには4年前と何ら変わらず、山中にあって安堵する、美しくまた賑やかな場所でありました。夏のあいだ繁茂したであろう背丈ほども […]

続きを読む
essay
山割り

安曇野穂高近辺ではわかりやすい例がなかったので松本市洞地区で引き合いに出します。 夏場の緑の濃淡だけでは山にはどんな樹々が生えているかなんて、さほど気に留めませんが、紅葉のこの時期は山の植生を知る絶好の季節となります。 […]

続きを読む
essay
有明山

安曇野市の北に接する北安曇郡松川村から見ると「有明山」の裏というか背中というか、穂高からは見えないピークを確認できます。有明山は富士山のような独立峰ではなく、すぐ裏のそのピークから清水岳、東餓鬼、東沢岳、燕岳と稜線で常念 […]

続きを読む
essay
スズメバチ

オオスズメバチが壁の中に巣を作っています。自撮り棒を使ってできるだけ寄って撮影しました。ハチ同士が口をつけて何やらモソモソしています。餌の受け渡しでしょうか?情報交換でしょうか?仲間意識が微笑ましいですね。動画の最後にハ […]

続きを読む
essay
マツタケ

10月3日の収穫です。時期的にはちょっと遅いのかも知れません。そして、今年はやや不作のようにも思います。松茸狩りは基本的に「シロ」と言われる発生場所を巡回して収穫します。毎年「シロ」から同心円上に少しずつ広がりながら地面 […]

続きを読む