アカマツ精油 Lot.230414

4月8日に伐採した安曇野穂高有明のアカマツから精油を採りました。
胸高直径30センチのヒョロ松は葉を集めても26kgぐらいにしかなりませんでした。

下の写真は粉砕してタンクに詰めたところです。

材料の量が少なければ当然ながら精油の抽出開始時間も早くなり、量も採れないのですが少しでも出ているうちは欲が出て結局いつも通りの蒸留時間になってしまいました。

以下データ

10:00 ヒーター電源入れ 4kw
10:00 材料粉砕 エンジン粉砕機 3号機
10:50 材料投入 26.35kg 沸騰少し前
11:40 抽出開始
12:00 20分経過 110ml
12:50 50分経過 42ml 1時間10分で152ml
13:10 20分経過 8ml 色悪しこの分は廃棄
計160ml
採油量160ml＝131.2g 水より軽いため1ml＝0.82g で補正
131.2/26350g=約0.５ 採油率0.5%

残り水 オレンジ色透明 ３０L弱 10Lは材料に吸収

考察 松葉がフレッシュなせいか採油率は高くなったが量に対して蒸留時間は長くなってしまった。データを取るなら条件を揃えなくてはならない。